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神戸を中心としたサッカーもろもろの情報ブログ
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 アウェーで大宮と1-1の引き分けに神戸の主将、DF宮本恒靖(32)は満足しなかった。試合後に守備陣を集めて緊急ミーティングを開き、「1-0で勝てた。ここで満足しては上を目指せない」と厳しく引き締めた。

 1点リードの後半39分、CKから大宮FW石原をフリーにして追いつかれた。リーグ3連勝中と相性が良かった大宮相手に1-1のドロー。カイオジュニオール監督は「素晴らしい試合。ボールを支配できた」と前向きだが、宮本は違う。引き分けでも納得するチームの姿勢に疑問を感じ、守備陣を集めた。

 議論は白熱。GK榎本は「自滅した部分もある。もっとDFラインを押し上げるべきだった」と主張。大卒ルーキーのDF大屋は「自分は試合の進め方とか何も分かっていなかった。ツネさんに教えてもらい、勉強になった」と感謝した。

 チームが掲げる目標はリーグ3位以内に入り、来季のACL出場権を獲得すること。練習再開日の23日に宮本は守備陣の意見をまとめ、カイオジュニオール監督とも話し合う予定だ。「監督は自分たちの意見をしっかりと聞いてくれるので、ありがたい」。ツネ様による意識改革で、神戸は生まれ変わっていく。



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 ベスト布陣のDFで初完封を狙う。第2節の川崎戦(14日、ホムスタ)で今季初勝利を挙げた神戸は17日、次節のアウェー大宮戦(21日)に向けて練習を再開した。右太もも痛のために戦列を離れていたDF北本がこの日から全体練習に合流し、「何もなければ次は大丈夫です。次は本当に大事な試合なんで」と完調をアピール。マルセウら攻撃陣に故障者が続出のチームにあって、センターバックコンビの復活は心強い材料だ。

 パートナーを組むDF宮本も狙うは初の完封勝利だ。「ゼロで抑えて1-0とかで勝ちたいですね。1-0はDFとして一番やりがいはありますから」。大宮とはグアムキャンプ中に練習試合で対戦し予習済み。「また試合に向けてグッと盛り上げていきたいですね」と主将としてチームを鼓舞していく。



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神戸は17日、神戸市西区のいぶきの森練習場で午前、午後の2部練習を行い、フィジカル中心のメニューを入念にこなした。21日の大宮戦(NACK)に向け、DF宮本恒靖は「修正するべきところを修正していきたい」と話した。GK榎本達也は「DFラインを押し上げてコンパクトさを保ちたい。その裏は自分がカバーする。チームとして、決めるべきところをしっかり決めて勝ちたい」と意気込んだ。



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注目のホーム開幕戦。残念ながら生観戦は出来ず、テレビ観戦。

前節、京都戦で0−1と惜敗。さらにはバイーア、北本、マルセウといった多くの主力を欠くこととなった神戸にとって早くも正念場と言えるこの第二節、川崎戦。私だけでなく「引き分けで良し」と思った人も多かったはずだ。

試合前、相手に合わせて柔軟にファイティングスタイルを変えて行くというカイオ・ジュニオール監督が、強豪川崎Fを相手に、さらに言えば主力を数多く欠く中で、どのような布陣をもって挑むのか非常に興味深かった。
そんな好奇心を抱いてのスターティングメンバーの発表だったわけだが、この時既に、「カイオマジック」が始まっていたことをスタジアムの内外含めて、観戦している誰もが気付かなかっただろう。

開幕戦でスタメン起用されたマルセウ、バイーア、北本を欠く中で、カイオ監督が選択した布陣は以下の通り。



開幕戦では4-3-1-2のフォーメーションだったが、今節では4-2-3-1の布陣を採用。この布陣は前節京都戦での後半都中から終了にかけて起用した布陣であり、マルセウ起用時にサイドのエグリ方が難しい中で唯一機能したシステムだ。メンバーを見てみると、北本のところに小林、バイーアのところにボッティ。そしてこれはある意味サプライズだったがマルセウのところに須藤を起用。須藤をリンクマンとしてワントップに置き、前線2列目の三人を左に馬場、真ん中にボッティ、右に吉田という布陣。そしてアンカーに前節同様キムナミルと松岡のドイスボランチ。サイドバックは右が石櫃で左がルーキー大屋とこちらも前節から変化無し。

この布陣を見てピンと来るのが須藤の起用と4-2-3-1というフォーメーションの選択だ。ここにカイオ監督の戦術的特徴が見受けられる。

というのも実績のあるマルセウや我那覇が健在ならばこの布陣は容易に考えられるのだが、怪我から復帰したものの実績の無い須藤を選択するのは非常に勇気のいる決断だったはずだ。特に試合後にカイオ監督が「良いプレーを見せている選手は起用する」と述べているわけだが、実績の有無に関係なくその時のパフォーマンスに応じて選手を使うという点は、選手側からして見れば非常に嬉しいモチベーションが上がる話だろう。その信頼を受けて起用された須藤が、いきなり結果を出したというのは出来過ぎな感もあるが、「カイオマジック」の見事的中した瞬間と言えるだろう。

ここで一つ気になるのが、選手選択が先かシステム選択が先かということだ。今節のようにマルセウ、我那覇といったリンクマン、ポストプレイヤーを欠く中で1トップシステムを選択するというのは非常に困難だ。あるいは俊足の松橋や朴康造、岸田らを起用した2トップシステムなどの布陣も考えられる中で、今回のような4-2-3-1システムを起用したのはどういう流れからなのだろうか。

例えば、川崎Fの攻撃的3トップから点を奪うにはカウンターが有効である → だからこちらも速攻しやすくサイド攻撃に厚みの出る4-2-3-1システムを使おう → となると1トップにはポストプレイヤーが必要 → マルセウ、我那覇が怪我だから須藤を使うしか無い。という流れなのか。
あるいは単純に、須藤が非常に調子が良い → 1トップシステムが有効 → 4-2-3-1を採用。という流れなのか。

おそらくはそのどちらでも無く、総合的に判断した上で決定されたスターティング布陣なのだろうが、非常に興味深い。というのも、前節と今節を通してカイオ監督の「オーソドックスなFW布陣を好む」という傾向が見られるからだ。この傾向は昨季までの松田監督には見られなかった。昨季はレアンドロ、大久保というどちらもスピードタイプの選手が前線に名を連ねた。しかし今年はどうだろう。マルセウや須藤といった決して足は速く無いがリンクマンとして前線にポイントを作れる重くて強くそして高い選手が一人は必ず居る。そして試合途中から足の速い選手が続々と投入される。このあたりにカイオ監督の基本的な戦術が垣間見えるのではないだろうか。

少し前説が長くなってしまったが、いずれにせよスタメン発表から「カイオマジック」の布石があった。では試合の展開を見て行きたい。

キックオフ立ち上がりから川崎Fが立て続けに攻め立て、主導権を持って行かれた。ACL予選の過密日程を感じさせないような強力攻撃陣の前に何度か神戸のゴールを脅かされるが榎本のスーパーセーブもあって何とか持ちこたえる。
一方の神戸も石櫃の効果的なオーバーラップが何度もあり、一度はあわやというようなヘディングシュートが吉田から放たれるもボールはゴールの枠を外れる。この日、前半だけ見れば右は制したが左を制された。試合後にカイオ監督も言っていたように右のレナチーニョが積極的に攻撃参加するため左の大屋が押し込まれ、再三に渡ってピンチを招いていた。前半終了間際の失点シーンでは逆に右サイドの石櫃が前がかりになったところを抉られて鄭大世にやられるのだが、いずれにせよ左が機能不全に陥っていた。

ハーフタイム、明らかに左をやられているためルーキーの大屋に替えて誰か投入するかと私は思った。しかしこの日、左の守備専門である内山が何故かサブにも入っていない。恐らく同様の仕事が出来るのはメンバー表内では丹羽くらいしかいなかった。さらに前半終了間際の失点という一番イヤな流れの中で如何に攻撃的な選手交替をするかということを考えると、鈴木規という選択肢もあった。

ここで「カイオマジック」の2手目が登場する。なんと攻撃の要である司令塔ボッティを下げ、馬場を中に入れて左の大屋を一つ前に上げる。そして左のサイドバックにはこれまたサプライズ、河本を投入したのだ。センターバックとしての印象しかない河本をサイドバックに投入した点で驚かされ、大屋をそこまで固執して起用することに驚かされ、そして何より後半立ち上がりで同点に追いついたことに驚かされた。

システムの変更は無かったが、選手の布陣が替わったことで川崎DF陣も多少混乱したのだろう。値千金の同点弾は「カイオマジック」の1手目である須藤によってもたらされた。そして2手目の河本起用により後半12分、それまで猛威を振るっていたレナチーニョを途中交替へと追い込む。

これを見てすかさず「カイオマジック」の3手目が打たれた。同点弾を叩き込んだ須藤に替えてスピードスター松橋の投入だ。昨季、不遇の一年を過ごしたかつての日本代表が、監督の期待に応えたのはなんと5分後。持ち味を存分に活かした、松橋ならではの裏への飛び出しから産まれた逆転ゴールだった。それまで須藤の速さに慣れていた川崎守備陣からしてみれば松橋の速さに順応するのに5分では少な過ぎた。

リードを許した川崎はあわててサイドアタックのスペシャリスト森を投入して反撃に転じるが、森の俊足を活かした攻撃が機能したのも投入されてから5分間だけだった。神戸にとって、森を活かすような展開サッカーをもっと頻繁にされたら辛かっただろう。ところが川崎は攻めに急いだのか中央への意識が高過ぎた。ボールを散らすことよりも、いち早く鄭にボールを預けようと必死だった。

リードしたことを受けて、「カイオマジック」の仕上げとして俊足岸田を投入。松橋と岸田という昨季は一度も見なかった俊足タイプの同時起用。これによりカウンターの鋭さがますます磨かれる。残念ながら2度ほど訪れた決定機を決め切れず、ダメを押すには至らなかったが、それでも十分カイオ監督の采配が的中していることを証明するには十分な迫力だった。


強豪川崎フロンターレ。ACLの過密日程はあるものの、このリーグ屈指の攻撃力を誇るビッグクラブを相手に、主力を数多く欠きながら、そして何より逆転で、ホーム神戸の地で今季初勝利を手に入れた。この一戦で得たものは勝ち点3だけではない。選手、監督、コーチ、フロント、そしてサポータまでもが大きな自信を得たはずだ。

これに主力が戻ればどうなるのだろう。
期待感は膨らむばかりだ。



カイオ采配的中。苦労人の須藤、松橋のゴールで神戸が今季初勝利。川崎Fはまたもホムスタで勝てず。

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“ジュニオール・マジック”さく裂!神戸はホームで川崎と対戦し、2-1で逆転勝ちした。1点リードされて迎えた後半3分に1年半ぶりに先発出場を果たしたFW須藤大輔(31)が同点ゴールを決めると、同20分には途中出場のFW松橋章太(26)が勝ち越し弾。カイオ・ジュニオール監督(44)のさい配がズバリと決まり、ホーム開幕戦で今季初勝利を飾った。G大阪はMF遠藤保仁(29)がPK2本を決めるなど4-1で磐田に快勝し、開幕2連勝。得失点差で暫定首位に立った。

  ◇  ◇

 地球の裏側からやって来た新指揮官は、やはりただ者ではなかった。劣勢を、鮮やかにひっくり返しての逆転勝ち。「昨年2位の川崎に勝てて誇りに思うし、今までの仕事が報われた気分だ」。試合終了の瞬間、ジュニオール監督は両手の拳を握り締め、初勝利の味をかみしめた。

 0-1で迎えた後半、理論派指揮官のさい配がさえ渡った。カウンター狙いに切り替えると、「皆さん(報道陣)も予想外だったと思う」と先発に抜てきしたFW須藤が結果を出す。後半2分、FW吉田からのパスに飛び出すと、鮮やかなループシュートで同点にした。

 07年ナビスコ杯得点王の実績を買われ、昨年神戸に移籍したが、グロインペイン症候群(こ関節痛)を発症し、長期離脱。「苦しいリハビリを乗り越えてきた。結果にこだわってました」と須藤。地獄を見た男の復活劇が、チームに勢いを呼んだ。

 同20分には途中出場のFW松橋だ。MF金南一がへディングで落としたボールを、ゴールライン際で頭で合わせて逆転。須藤と同じく昨季神戸に移籍したが、結果を残せなかった。リーグでは約2年ぶりのゴールに松橋は「入って良かった。ゴールは何回揺らしても気持ちいい」とニッコリ。殊勲の一発に、指揮官は「無くしていた自信を取り戻せたのではないか」と目を細めた。

 エースと期待されたFWマルセウが8日の開幕戦で右太もも肉離れを発症し、離脱。新加入のFW我那覇も右ひざ痛を抱える中で、ストライカー2人を再生させたのは大きい。須藤は「練習でいいパフォーマンスを出せば、チャンスを平等に与えてくれる監督。誰が出てもカイオのサッカーができる」と、“ジュニオール効果”を強調した。

 クラブの目標である「10年ACL出場」を託されてやって来たブラジル人指揮官は、日本での初勝利に「ケガの選手が戻ってくれば、もっといいサッカーができる」と、胸を張った。ホーム開幕戦で見せた衝撃の“マジック”は、確かに神戸の躍進を予感させた。



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